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ファンクションポイント

未調整ファンクションポイント値の算出(最大20プロジェクト)

プロジェクトの作成 編集

システムアプリケーション計測タイプ

データファンクションの追加 | トランザクショナルファンクションの追加 | (最大100ファンクション)
No要素処理名 区分DETRET/FTR複雑度FP
未調整FP値 計
調整係数 計
FP 値

調整係数の計算

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調整計数評価点 調整計数評価点
1.データ通信(Data Communications)
 評価点説明
0バッチ処理のみ、またはスタンドアロン
1バッチ処理だが、リモートでのデータ入力またはリモートでの印刷
2バッチ処理だが、リモートのデータ入力およびリモートでの印刷両方
3オンラインでデータ収集するか、バッチ処理のためのTP(遠隔操作)フロントエンド
4フロントエンド以上の通信機能を持つが、1種類のTP通信プロトコルのみサポート
5フロントエンド以上の通信機能を持つが、複数種類のTP通信プロトコルをサポート
8.オンライン更新(Online Update)
 評価点説明
0オンライン更新はない
11~3のILFをオンラインで更新。更新量は少なく、回復は容易
24以上のILFをオンラインで更新。更新量は少なく、回復は容易
3主要なILFをオンラインで更新
43に加え、データ損失保護が必須、特別な設計、プログラムあり
54に加え、更新量が多く、回復処理の費用面の考慮がなされている。オペレータの介在が最小となるような高度に自動化された回復手順が必要
2.分散処理(Distributed Data Processing)
 評価点説明
0システム構成要素間でのデータ転送、データ処理機能に関与しない
1PCの表計算やDBMSなどの構成要素でエンドユーザーコンピューティング(EUC)向けのデータを準備
2エンドユーザーコンピューティング(EUC)のためではなく、データが転送のために準備され、システムのほかの構成要素に転送、処理される
3一方向のみのオンラインでの分散処理とデータ転送あり
4双方向でのオンラインでの分散処理とデータ転送あり
5データ処理がシステムの最適な構成要素上で動的に実行
9.複雑な処理(Complex Processing)
  • きめ細かい制御、または特有のセキュリティ処理
  • 広範な論理的処理
  • 広範な演算処理
  • 再処理が必要となる不完全トランザクションが原因での多くの例外処理
  • 多様の入出力機能を扱う複雑な処理
 評価点説明
0要素のいずれにも該当せず
1要素のいずれか1項目に該当
2要素のいずれか2項目に該当
3要素のいずれか3項目に該当
4要素のいずれか4項目に該当
5要素の5項目すべてに該当
3.性能(Performance)
 評価点説明
0性能に対する特別な要求はない
1性能条件と設計について要求が明言され、レビュー実施されるも、対応要求なし
2レスポンスタイムまたはスループットがピーク時に厳しい状況だが、CPU使用率に対する設計上の特別な配慮は不要。処理の期限は翌営業日
3レスポンスタイムまたはスループットが全業務時間中厳しい状況となるが、CPU使用に対する設計上の特別な配慮は不要。インターフェースをとっているシステムによって、処理の期限に制限あり
43に加え、ユーザーの指定した性能要件が厳しいため、設計段階で性能分析が必要
54に加え、ユーザーの指定した性能要件を満たすため、設計、開発、導入の段階で性能分析ツールを使用する必要がある
10.再利用可能性(Reusability)
 評価点説明
0再利用できるコードはない
1再利用できるコードがアプリケーション内で使用されている
2アプリケーションの10%未満で複数のユーザーのニーズを考慮
3アプリケーションの10%以上で複数のユーザーのニーズを考慮
4アプリケーションは再利用し易くするために特別なパッケージ化および文書化がされている。またアプリケーションはソースコードレベルでユーザーによりカスタマイズされる
5アプリケーションは再利用し易くするために特別なパッケージ化および文書化がされていて、アプリケーションのカスタマイズはユーザーのパラメータ維持管理で可能
4.高負荷構成(Heavily Used Configuration)
 評価点説明
0運用上の制約は明示されておらず、暗黙的にもない
1運用上の制約はあるが、通常よりも厳しくなく、特別の配慮は不要
2セキュリティまたはタイミング上の配慮が必要
3アプリケーションの特定部分に対して、特別なプロセッサ要件がある
4指定された運用上の制約によって、セントラルプロセッサまたは専用プロセッサに関して特別の制約が必要
54に加えて、システムの分散構成要素に関してアプリケーションに特別な制約が必要
11.インストール容易性(Installation Ease)
 評価点説明
0導入に対してユーザーの特別な指定、特別な設置作業も不要
1導入に対してユーザーの特別な指定はないが、特別なセットアップが必要
2移行および導入にユーザー指定があり、移行および導入ガイドを提供するとともにテストされている。プロジェクトに対する移行の影響は重大ではない
3移行および導入にユーザー指定があり、移行および導入ガイドを提供するとともにテストされている。プロジェクトに対する移行の影響は重大である
42に加えて、自動移行および自動導入ツールを提供するとともにテストされている
53に加えて、自動移行および自動導入ツールを提供するとともにテストされている
5.トランザクション量(Transaction Rate)
 評価点説明
0トランザクションのピーク期間はないと予測
1トランザクションのピーク期間は、毎月、四半期、季節ごと、年に一回程度に予想
2毎週トランザクションのピークがあると予想
3毎日トランザクションのピークがあると予想
4アプリケーションに対するユーザー要求、サービス契約の面でユーザーから高いトランザクション処理率が要求されるため、設計段階で性能分析作業が必要
54に加えて、設計、開発、導入の段階で性能分析ツールを使用する必要がある
12.運用性(Operational Ease)
 評価点説明
0通常の手続き以外、ユーザーからの運用上の指定は特にない
1 アプリケーションに適用される項目を以下から選択。各項目1度数としてカウント。
  1. 効率的な始動、バックアップ、回復処理が提供されているが、オペレータの介入も必要。
  2. 効率的な始動、バックアップ、回復処理が提供されており、オペレータの介入が不要(2度数としてカウント)。
  3. アプリケーションは、テープマウントの必要性が最小限になるようにしている。
  4. アプリケーションは用紙操作の必要性が最小限になるようにしている。
2
3
4
5アプリケーションは無人操作となるように設計されている。無人操作とは、アプリケーションの始動、シャットダウン以外はオペレーターがシステムを操作する必要がないことを意味する。自動エラー回復機能付アプリケーション。
6.オンライン入力(Online Data Entry)
 評価点説明
0すべてのトランザクションがバッチモードで処理
1トランザクションの1~7%がオンライン画面経由で入力
2トランザクションの8~15%がオンライン画面経由で入力
3トランザクションの16~23%がオンライン画面経由で入力
4トランザクションの24~30%がオンライン画面経由で入力
5トランザクションの30%以上がオンライン画面経由で入力
13.複数サイト(Multiple Sites)
 評価点説明
0複数サイトへの導入の要求はない
1複数サイトへの必要性を考慮し、アプリケーションは同一のハードウェア、ソフトウェア環境だけで運用するように設計されている。
2複数サイトへの必要性を考慮し、アプリケーションは類似のハードウェア、ソフトウェア環境だけで運用するように設計されている。
3複数サイトへの必要性を考慮し、アプリケーションは異なるハードウェア、ソフトウェア環境だけで運用するように設計されている。
4複数サイトでアプリケーションを使用するためのドキュメントとサポート計画が提供され、テストされている。アプリケーションの状態は1と2の記述の通り。
5複数サイトでアプリケーションを使用するためのドキュメントとサポート計画が提供され、テストされている。アプリケーションの状態は3の記述の通り。
7.エンドユーザー効率(End-User Efficiency)
  • メニュー
  • オンラインヘルプ
  • オンラインドキュメント
  • カーソル移動の自動化
  • スクロール
  • オンライントランザクションによる遠隔印刷
  • ファンクションキーの事前割当
  • オンライントランザクションからのバッチジョブ起動
  • 画面上のデータのカーソルによる選択
  • 反転表示
  • ハイライト表示
  • カラーアンダーライン表示およびその他の表示機能の多用
  • オンライントランザクションのユーザードキュメンテーションのハードコピー
  • マウスインターフェース
  • ポップアップウィンドウ
  • 必要最小限の画面による業務機能の実現
  • 二ヶ国語サポート(4項目としてカウント)
  • 多言語サポート(6項目としてカウント)
 評価点説明
0機能のいずれも実現していない
1機能の1~3項目を実現
2機能の4~5項目を実現
3機能の6項目以上を実現。しかし操作効率についてユーザーからの要求は特にない
4機能の6項目以上を実現。さらに操作効率に対するユーザー要求が厳しいため、ヒューマンファクターに対する設計作業が必要である
54に加えて専用のツールおよび処理を用いて目的が達成されたことを証明する必要がある
14.変更容易性(Facilitate Change)
  • 簡単な要求(eg-1つのILF)を処理するための柔軟な照会、レポート機能を提供
  • 平均的な要求(eg-複数のILF)を処理するための柔軟な照会、レポート機能を提供
  • 複雑な要求(eg-複数のILFに対する複数のロジック)を処理するための柔軟な照会、レポート機能を提供
  • オンライン対話型処理によりユーザーが保守できるように、制御データが保持されるが、反映されるのは翌営業日
  • オンライン対話型処理によりユーザーが保守できるように、制御データが保持され、直ちに反映される
 評価点説明
0特性のいずれにも該当しない
1特性のいずれか1項目に該当
2特性のいずれか2項目に該当
3特性のいずれか3項目に該当
4特性のいずれか4項目に該当
5特性のいずれか5項目に該当
計測の手順
  1. 計測タイプの決定
  2. 計測範囲の決定、アプリケーション境界の決定
  3. データファンクション計測
  4. トランザクショナルファンクション計測
  5. 未調整ファンクションポイント計算
  6. 調整係数計算
  7. 調整済ファンクションポイント計算
計測タイプ
タイプ概要
新規開発FP計測(Development Project FP Counting)ソフトウェアを新規導入時に適用
機能拡張FP計測(Enhancement Project FP Counting)既存のアプリケーションに対して、機能の追加/変更/削除により変更される部分の計測
アプリケーションFP計測(Application FP Counting)導入済みソフトウェアのFP値
ファイルの分類
ファイル概要
内部論理ファイル(Internal Logical File: ILF)当該アプリケーションの操作対象
外部インターフェースファイル(External Interface File: EIF)当該アプリケーションにより参照(操作はできない)
ファイル計測指標
指標概要
データエレメントタイプ(Data Element Type: DET)ILFやEIFのユニークで繰り返しを含まないユーザーが識別可能なデータ項目
レコードエレメントタイプ(Record Element Type: RET)ILFやEIFに含まれるユーザー視点で見たデータのグループで、データ項目を構成する下位のデータグループ(サブグループ)
要素処理の区分
区分概要
EI(外部入力)境界の外部から入力されるデータ、制御情報の処理。1つ以上のILFを維持管理するかシステムの動作変更を行う
EO(外部出力)データの制御情報を境界外部へ出力。制御情報を処理ロジック(算術式、計算、派生データ生成のいずか必須)で提供。
EQ(外部照会)データや制御情報を境界外部へ出力。制御情報をILFやEIFから検索し提供。ロジックは算術式、計算、派生データ生成を含めない。ILFの維持管理、システムの動作変更不可。
データエレメントタイプとファイルタイプリファレンス
指標概要
データエレメントタイプ(Data Element Type: DET)ユーザーが認識でき、繰り返しのないユニークな項目
ファイルタイプリファレンス(File Type Reference: FTR)トランザクションファンクションにより読み込まれるか維持管理されるILF。 または読み込まれるEIF

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